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感染症BCP研修

orthobios5
17 分前
読了時間: 4分

オルトビオス児玉ホームです。

施設内研修として「感染症BCP研修」を実施しました。



今回の研修では、実際に感染症が発生した場合の対応を事例設定をもとにグループワークで学びました。


あえて普段一緒に仕事をしていない別ユニット、別部署の職員同士で組んでグループワークを行いました
あえて普段一緒に仕事をしていない別ユニット、別部署の職員同士で組んでグループワークを行いました

ここからはグループに分かれて事例設定に対するシミュレーションをしていきます。


事例①感染性胃腸炎集団感染リスクへの対応 ~激しい症状とさらなる職員離脱を防ぐ初期対応・拡大防止策~


【状況】

ユニット入居者10名中2名が下痢・嘔吐の症状あり。同日に当該ユニットの職員1名が自宅で嘔吐・下痢の症状があったとの事で欠勤となった。感染性胃腸炎の集団感染と考え、感染拡大防止対策を開始する。


【グループワークでの課題】

ノロウイルスは感染力が非常に強く、嘔吐物の処理ミスがさらなる集団感染(クラスター)を招く。また、職員が1名減ったことで夜勤や早番のシフト調整がひっ迫している中でどうやって感染拡大を防いでいくか。


この事例はこちらのグループが担当
この事例はこちらのグループが担当

感染対策委員会所属のユニットリーダーを中心にシミュレーション。

・居室隔離をした方がいいのか、PPEの準備は必要なのか

・人員が少ない中で優先する業務はなんなのか

・勤務変更をどうしていくべきか

・他職種の関わり方はどうするべきか

・感染拡大予防の為に何に注意して行ったらいいのか


経験豊富な女性職員の鋭い意見をユニットリーダーがまとめていました。



事例②新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大とリーダーの離脱 ~マネジメント不在の中、他ユニットへの波及と体制崩壊~


【状況】

ユニット内の利用者10名中2名が新型コロナウイルス陽性。個室にて隔離対応中。本来は入居者20名に対して職員は8名体制だがそのうちの2名が陽性判定を受けて出勤停止となった。その2名ともが「ユニットリーダー」だった。

残された職員は6名(+短時間パートが1名)。現場を指示・統括するリーダーが不在となり現場がパニックになりかけている。

また、居室隔離対応中の利用者の内1名は認知症の影響で状況の理解が難しく居室で待っていることが出来ず歩いて出てきてしまうものとする。


【グループワークでの課題】

1.指揮系統の再構築

2.業務の優先順位(スクリーニング)

3.利用者対応



コロナウイルス事例の担当グループ
コロナウイルス事例の担当グループ

皐・ショートユニットの若手(?)有望株職員がしっかりとグループをまとめて指揮していました。


・直近の現場を機能させるための勤務変更案を話し合う。

・ユニットリーダー不在の為、その日の出勤職員からリーダーを置く日替わりリーダー制とする。

・少人数職員での対応を余儀なくされるため、生命の維持に必要な「絶対に必要な業務」と一時的に「中止、簡素化する業務」を具体的に仕分ける。

・陽性者の居室対応が困難のため、グリーンゾーン(清潔区域)とレッドゾーン(汚染区域)のゾーニングをどうしていくべきか。


といったことが具体例を出しながら話し合われた。



【振り返り】

2つの題材をグループに分かれ取り組んでもらった。こういった研修は今回初めてで慣れない部分もあったと思うが、積極的に取り組めていた。①感染性胃腸炎に関しては今まで施設で発生したことがなかったので、対応を決めるのに戸惑っていた様子もあったが、隔離や汚物の処理、感染者が使用するトイレ等具体的な対策に関して考えられていた。

②新型コロナウイルスに関しては、施設内で何度も発生しているので、スムーズに検討出来ていたが、陽性者が認知症の影響で徘徊や意思疎通の難しい方だった場合を想定した題材だったので、ゾーニングや個別対応を決めるのに様々な案を出していました。感染症対策では、基本的に実施する内容は同じだが、感染する入居者の状況によっては、通常の対応が難しくなる。ゆっくり決めている時間もないので、限られた時間の中でベストな判断をしていくためにも今回のような研修を多くの職員に参加してもらう必要があると感じた。




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